〈トランプ〉

「アホ!」「何やて!」「アホ!」「何がアホやねん!」「お前はアホじゃ!」「どっちがアホやねん、アホ言う奴がアホじゃ」子供のときのののしり合いの最後はこれになる。さんざんトランプを馬鹿にして、彼をアホやと言っていたこちらも相当なアホだと思う。他所さんの国の他人事ではない暗い気分にさせられる。アホな世界が充満してくる。感情的になりすぎか。こんな単純なことではない。世界が分断されていることが、さらにあらわになった日。

 

伊野孝行君にトランプを描いてもらった。三点も描いてくれた。

 

トランプ1

 

トランプ2

 

トランプ3

 

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テレビを見ていると、ときどきいい言葉に出会うことがある。
「時が経っても変わらずにいたら、それは新しいものになると信じているんだ」〈パオロの食堂〉店主(世界入りにくい居酒屋・ボローニャ篇)

 

〈教会〉
久しぶりに十貫坂教会。「生きた石として用いられる」、強い言葉だ。生きた石になれるだろうか。

 

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9月24日から27日まで東北に行った。松尾芭蕉の本のために、奥の細道の一部をたどる。松島から出雲崎まで。iPhoneで撮る奥の細道。まず塩竈から松島へ。芭蕉と曾良は、5月9日(6月25日)の朝、塩竈明神に参詣。〈早朝塩がまの明神に詣。〉お昼には船で松島に渡る。〈日既午にちかし。船をかりて松嶋にわたる。其間二里余、雄嶋の磯につく。〉まずは、仙石線で仙台から本塩釜まで。

 

今回は初日24日の写真。東京発9時08分こまちで、10時40分仙台に。11時7分の東塩釜行き、11時36分本塩釜に到着。

 

車内の手作りのマナーポスター。乗客はそんなにマナー悪くない。

 

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〈灘本さん〉
森英二郎さんが、自身のブログMEXOS-HANAXOSで灘本唯人さんの思い出を書いていた。60年代のデザイナーには関西出身のひとが多い。田中一光、横尾忠則、早川良雄、黒田征太郎、長友啓典、山城隆一、永井一正など。伊野孝行君と丹下京子さん、霜田あゆ美さんが灘本さんの絵を描いてくれた。ちなみに、彼らは灘本さんから顔もおぼえられていなかったという。個人的には、灘本さんから60年代と70年代のお話をきちんと聞いておきたかった。残念だ。

 

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〈オリンピック〉
このブログは7月は1回だけ、ついに8月はさぼってしまった。そして、9月になってしまった。7月の二回の選挙の投票率のこと(宮崎県西米良村は参院選で投票率91.13%だ)を書こうと思っているうちに、オリンピックが始まった。東京オリンピックには大反対だけど、見てしまう。開会式の演出は、『シティ・オブ・ゴッド』のフェルナンド・メイレレス。シンプルでよかった。聖火がぶら下がるアイデアがおもしろい。その後ろの太陽のような動く彫刻も怪しくてよい。誰だろう。隈研吾はどうするんだろう。音楽もよかった。テレビの解説は、なぜブラジル音楽の詳しいひとをゲストにしないんだろう。盛り上がるのに。閉会式でブラジルのこどもたちがアカペラコーラスで唄った「君が代」に聴きほれる。東京のプレゼンテーションは、渋谷の交差点とマリオのイメージ。今の日本はゲームなのか。それにしても、新聞やテレビの毎日のメダル騒ぎは、はしゃぎ過ぎ。

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参議院議員選挙の公示日の6月22日、東京新聞の朝刊。朝日新聞にはなかった。見出しの書体はヒラギノ角ゴシック体W7。久しぶりに気持ちがよい広告。こんな広告は初めてだ。写真はArkadiusz Podniesiński。福島原発の事故を取材しているポーランドのジャーナリスト。

 

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「TIME」はアメリカの週刊誌。最新6月27日号の表紙。これはオールランドの犠牲者の名前。グラフィックなデザイン。「TIME」は表紙だけでなく、本文のデザインもしっかりしている。もちろん写真は素晴らしいし、インフォメーション・グラフィックもよい。タイポグラフィも水準が高い。日本の雑誌、週刊誌とはくらべものにならない。この表紙は強い。TIMEに限らない、The New York Times、the guardianを見ても、まず写真が、そしてタイポグラフィが優れている。グラフィックデザインが活かされている。平面のページで、動画に出来ないやりかたがあることがわかる。それが気持ちよい。

 

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6月22日(水曜日)から、人形町ヴィジョンズのイラストレーター・シリーズの5回目が始まる。年二回開催で三年目。今回は、「蕪村と一茶」丸山誠司さんと山下以登さん。去年から一年がかかりで用意してきた。彼らは蕪村や一茶をたずねて京都、長野、黒姫、結城、宮津を旅してきた。ぜひ、ご覧下さい。

 

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「蕪村と一茶」のトークショーは、6月26日(日)、ゲストに作家の関川夏央さんと俳人の高山れおなさん。こちらは、ヴィションズのサイトで申し込んでください。6月1日から受付中。

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今年も「春一番コンサート」のポスターを、森英二郎さんとつくった。二人で相談して今年は、雲と風をテーマにした。森さんは苦心したようで、二点の木版画を彫った。最初はリアルに、それで気に入らずデフォルメした雲になった。気持ちのよい絵である。

 

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非常勤で講師をしている、阿佐ヶ谷美術専門学校の校庭に貼ってあった18歳の選挙のポスター。これはデザインではない。グラフィックデザインで何かを伝えようとしていない。口を半開きにしたセーラー服の少女は何を象徴しているのか。本気なのだろうか。こんなので選挙に行く? 君。

 

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